サントリーホールでの ロリン・マゼール指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目は
ワーグナー歌劇「タンホイザー」 楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ブルックナー交響曲第3番二短調
御歳83歳、激しくて闘争的と思えるほどパワフルな指揮に圧倒されました。
鳴りやまない拍手に、アンコール曲はワーグナーの『ニュルンベルクのマイスタージンガ』
演奏が終わると、観客が立ち上がって賞賛の拍手と「ブラボー!」が止まりません。
時刻は9時半を過ぎているのに、オーケストラがステージから下がっても、
残って拍手を続ける観客に、マエストロがひとりステージに戻って笑顔で手を振りました。
私たちもまた戻って拍手。
チェロなど大きな楽器をかたずけながら残っていた団員も手を止めて笑顔で拍手です。
何か暖かい興奮に包まれていました。
コンサートのあと別室で、マエストロを囲んでレセプション。
そのとき初めて、今晩は小泉元総理もいらしていたとか、
目立つ方だと思うのですが、気づきませんでした。
スマートなボーイさんが次々と給仕してくれる
美味しいピンチョスと、シャンパンをしっかり頂いて、
楽しく満足な気分でチョットフラフラと帰ってきました。
ご招待状を下さった方に感謝です。